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五里霧中じゃん 2

あんまりつづいていないのですが、
一応、五里霧中じゃんのつづきです。
 

 ご存じかとは思いますが、ドーナツ化現象で商用地等の人口、即ち児童数が減少したために学級を複式にしなくてはならない学校がポツポツとうまれているそうです。
 

 過疎地に多い複式学級ですが、完全複式の学校に比べると、徐々に複式に変わっていく過渡期の方が何かと煩わしいことが多いのです
 

学年 (児童数)
 

1年 (19名)
2年 ( 8名)
3年 ( 7名)
4年 ( 8名)
5年 (15名)
6年 (12名)
 

 上の学年毎の人数を見てください。これは、わたしが赴任した学校の(何となく覚えている)児童数です。地域によって若干の違いがありますが、1年生を除いてあわせて16名をこえると複式学級になるものとします。
 3年生は7名しかいません。前年度に4年生と2年生からそれぞれ1名ずつ転出したために、複式学級になることになりました。
 
 さて、ここで問題になるのが、4年生と2年生のどちらを選ぶかということです。 
まぁ普通に考えれば4年生でしょう。もし、2年生と3年生の複式を想像してみてください。

教室の中で、2年生は生活科でお祭りの準備をし、カタや3年生は地域の商店街についてまとめているのです。
といって、3年生と4年生は、指導要領で同じ目標を持たされたとはいえ、全然大丈夫ってわけでもないのですがね。

それでは、この1年後を考えてみましょう。 

学年 (児童数)

1年 ( 名)
2年 (19名)
3年 ( 8名)
4年 ( 7名)
5年 ( 8名)
6年 (15名)

1年生は、近隣学年との合計人数が7名をこえない限り複式になることはありません。

さぁ、あなたが校長ならば、3年生と5年生のどちらを、4年生と組ませて複式学級にしますか?

5年生は、家庭科の学習がはじまります。そのかわりというか、国語の時間数が減ります。 授業の進め方や、学習内容を考えると3と4が無難ですよね。

水晶玉の前で合掌し、静かに目を閉じました。
「見えます。お答えいたします。」

答えは、4年と5年の複式です。その理由の1つは、子どもの慣れです。もう1つ理由があるのですが、それは、後ほどお答えします。

さて、次の年度はこうです。 

学年 (児童数)

1年 (12名)
2年 ( 名)
3年 (19名)
4年 ( 8名)
5年 ( 7名)
6年 ( 8名) 

さぁ、この年はどうでしょう。 どういう組み合わせだと思いますか?


普通に学習内容を考えれば、56年ですよね。

家庭科の学習を一緒にすればいいじゃないですか。 

ところが、ところが、この年も4年と5年の複式だったのです。

Σ(?ロ`ノ)ノエェェエェェエモリトオル

って思いますよね。 

これには、この学校の校長の深い思いがあったのです。

 それは、6年生への配慮なんです。
小規模校の6年生には、嫌というほど活躍の場がまっています。

 
学校・地域の行事、校内の縦割り活動、委員会活動などなどで常にリーダーシップをとり続けることを義務づけられ言葉には表せないほど、彼らにかかるプレッシャーは大きいのです。 

 
そんな彼らが思う存分活動できるように、軽減できることは軽減しようという考えだったと思います。また、6年生での毎日の思いでは、いつまでも心に残るものです。だから、できるものならば、6年生を単学級にしてあげたかったのでしょうね。 

合理的に考えると、無理のある複式学級の編成なのですが、子どもたちの思いを大切にし、その分我々教員が苦労してください、って感じでした。6年生の担任が集中してリーダーを育てられるようにという配慮もあったようですね。

そして、そういう組み合わせにすることで、複式初年度の3年生7名は、4年間複式学級になるのはしかたないものの その上下の2学年が、それぞれ2年ずつ複式学級を経験するように配慮したのですね。

分かりづらいので、もう一度書くと授業のしやすさを考えると、

 

1年目 2    と 3+
2年目 3+ と   
3年目     と 5+
4年目 5+
5年目 


となるべきところですよね。
これだと緑と赤の学年は隔年で2回ずつ複式になるし。

ところが、3年目に、青の学年の子どもたちが単学級で6年生として活動できるために

下のように組んだのです。

1年目 2   と 3+
2年目 3   と 4+
3年目  と 
4年目 
5年目 

と、それぞれが2年間持ち上がった学級で、連続して複式になるように組んだわけです。

不公平感がうまれないように配慮したのですが、ちょっと、もう一度上の児童数を見てください。

2年生は6名なんですよ。 

7名の子どもたちは4年間もの間、複式学級に在籍しているのに、それよりも少ない人数なのに、6年間を単学級で過ごすのです。 近隣学級の人数で、学校生活ががらっと変わってしまうこの制度。

格差社会の象徴みたいなもんです。 

どこかでボーダーラインを引かないといけないのは分かりますがこれって、すごく嫌な感じがしませんか?


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未分類 | 2007-04-19(Thu) 22:55:01 | トラックバック:(0) | コメント:(0)
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