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歯がゆい学級崩壊 その10

歯がゆい学級崩壊 その9 のつづき


もし、自分がそこにいたら何を話すだろうか。


疑心を抱き、暗鬼を生ず。


 




 


このクラスの担任は、いつもの穏やかで遠慮したような口調で子どもたちに教室で起きた出来事について伝えました。教室の掲示物にいたずらがされていたことを話し終えると、彼は尋ねます。

「だれがいたずらをしたのか。」

だれも名乗り出ません。それは、彼の予想した範囲にあったのでしょう。すぐに続けます。

「もし、自分がやったというものがいたら、勇気を出して、いつでもいいので名乗り出なさい。」


 




 


このことが、尾を引きます。
掲示物をいたずらされた児、というより、彼女たちを救済しようとする児が、毎日、毎時担任に詰め寄ります。そして、疑っている女児が名乗り出たかどうかを尋ねるのです。また、対応が丁寧すぎる担任は、解決を引き延ばすような発言を続けます。
単なるいたずらだと思っていた他の児たちも、そんな彼女たちの執拗な態度をみるだけで、何か大事が起きていると思い出したのでしょう。クラスは、「犯人予想」と「自分のアリバイ」と「物的証拠」の話題で持ちきりになりました。


「みんながいろんな人を疑いだした。『お前が犯人だ』ってふざけて大騒ぎする男子がいた。
 絶対、あの娘がやったって聞いたから、はやく名乗りでてほしいって思った。」
「みんな仲良かったのに、この事件があってから、みんながおかしくなった。」

語りに特徴のある女児が、目に涙を浮かべながら教えてくれたことです。




 


狭い小学校の教室です。疑われた児に伝わらないほうがおかしい。彼女の言動が、少しずつおかしくなっていきました。ふさぎ込んで何も話さなくなったかと思うと、ある時は、他の児と目が合っただけで泣き出して、走り去るのです。また、男児がふざけてくだんの話をすると、興奮状態になり狂ったように騒ぎ出したこともあるのです。

そうして、このクラスには、この女児を疑い憎む人と、逆に同情して庇う数人の女児たちが小集団をつくられます。そして、時を同じくして両者からは同じような感情が芽生えます。

「だって、先生が『まかせておけ』って言うのに、全然何もしないし、何も解決しなかったんです。
 だから、わたしたちは、『先生は信用できない』って言いだしたんです。先生にも直接話したけ  ど。」
「そうそう!だから、わたしたちが解決すればよかったんですよ。それなら、すぐに仲直りできて恨みあったり、手紙を回したりしなかったんですよ。」


これが、ことの顛末です。
それ以降、数人の女児が全体を煽りだしました。
担任が何か指示をだすと、この件を持ち出しては、反抗するのです。
そうして、このクラスは何をしてもいがみ合い、自分勝手に行動し。担任の指示を守らない学級へと変わっていったのです。
ある日突然、学級が「荒れる」、いや、このクラスは本当に「崩れる」とすれば、その瞬間は、後手に回った担任の、無責任な一言からなのでしょうね。




 


ある男児が放った言葉が今でも耳から離れません。

「あの先生はさ、いつも女子の言うことばっかり聞いてからいいなりになってた。
 別にたいした問題でもないのに、顔ばっかり真剣でさ。
 こらーっておこればいいのに。」


 




 


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疑われていた女児のことをすこしだけ。


6年生の夏以降、放課後によく話をした児です。

詳細を書けないので、伝わりにくいと思いますが、家庭の愛に恵まれていないことが、だれにでも見て取れるような児でした。

優しくしてほしいときは、相手を傷つけるようなふるまいをして


うれしいときには、すねるような感じだったと思ってください。

5年生の頃のことを尋ねると、目を皿回しのようにして、楽しそうに話します。
ちょっと、自分の語りに酔うふしがあるのですが、

一見すると、容器で開けっぴろげな、いい児なんです。

未だに、この児がいたずらをしたのかどうかは、不明なんです。


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痛い先生 | 2007-04-03(Tue) 22:51:27 | トラックバック:(0) | コメント:(1)
コメント
ボンバ・・・↑の管理者のみってやつ・・気になる・・(*´艸`)ぷぷ

2007-04-05 木  02:12:25 |  URL | たあた #- [編集]
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