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わたしを導いてくれた先生たち その4-4

わたしが通っていた予備校の
数学の先生は、
口調が穏やかで、
言っていることの1つ1つが
とても分かりやすい人でした。


この人のおもしろかったところは
数学の面倒だけでなく、
やたらと私生活にまで
かかわってこようとしたところです。


普通、高校卒業後に
予備校に通う人たちは、
最低、一回の挫折を味わっています。
少なからずとも、うらぶれた感が漂います。


そして、20歳以前の同世代の人が多く、
仲間意識もうまれることもあれば、
激しく憎しみあったり、
口論になったりすることもありました。


その年、2人の男同士で、
会えば相手をにらみつけ、
あるいは、無視を決めこむ。
影では、お互いをそしり合い、
自分の味方を増やそうとする
ちょっと困った君がいたのです。


集団生活をしているわけではないので、
特に問題ではないのですが、


例の数学の先生は、放ってはおけない。
性分なのでしょうか。


ある土曜日の午後、その先生が言います。


「おーい、ドライブに行こう」




「は?」 


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「いいから、いいから、いいところに連れて行ってやる。」
と誘うのであります。


そして、先生の愛車の中型セダンに



わたしたち7名が無理矢理に詰め込まれました。


運転席は当然、その先生
助手席に女の子が1人座ります。
そして、わたしを含んだ4名は、
窮屈な思いをして、後部席に収まります。


さて、あとの2人はというと、



例の仲の悪い男2人です。


運転席でごそごそしていた先生が降りてきて
その2人を車の後ろに連れて行きます。


「ここ、ここ!」
と2人が、押し込まれたところはトランクでした。


(*´艸`)ぷぷ


車が動くたびに
ぎゃーぎゃー叫びながらも
2人は口論をしています。
座席に座っている連中で
大笑いです。


そして、その車が向かったところが
地元でも有名な、峠道です。


スキール音をならしながら、
セダンは大きくロールしながら
ヒルクライムしていきます。


トランクからは悲鳴



大きなものが転がる音が聞こえてきます。


ところが、時間がたつにつれて



転がる音も、叫び声もだんだん聞こえなくなってきました。


トランクの中で何がどうなっていたのかはわかりません。


峠の頂上に着いたとき
トランクを開けると、



2人はげっそりして降りてきました。
お互いに、顔を見合わせて
ニヤニヤ笑うので気持ち悪いというか。


よくわからなかったのが、
帰り道のことですが、その2人が
進んでトランクに乗り込んだことです。


そして、次の日からというと、
同じ恐怖体験を協力してのりきったせいか


2人は大の親友になっていたのです。



あっ、そういえば予備校にいた
35歳の受験生はどうなったんだろう。。。。


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思い出話 | 2007-03-20(Tue) 20:00:00 | トラックバック:(0) | コメント:(0)
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